2012年8月17日金曜日

シリーズ ~ “ふらっと”を支える人たち①

お値段シリーズに次ぐシリーズ第2弾は、“ふらっと”を支える人たち。

調停の実務で活躍する人、“ふらっと”という組織の運営者、さまざまな事務作業を担う裏方さん・・・
“ふらっと”は、さまざまな方の働きによって支えられています。

最初に取り上げるのは、「利用申込相談員」です。

“ふらっと”の利用をご希望の方は、原則として、調停の申込みに先立って「利用相談」を受けていただきます。
この際、ご相談者に対する説明の役割を担うのが、「利用申込相談員」です。


「利用申込相談員」には、“ふらっと”が定める一定の研修を終了し、所定の名簿に登載された司法書士が、それぞれの事案ごとに選任されます。

「利用申込相談員」は、ご相談者に対し、“ふらっと”における調停の特色や手続きの流れ、要する費用や調停開始の条件などを分かりやすく説明し、メディエーションという新しい手法による紛争解決を目指す“ふらっと”の理念や、実際の調停の進め方等をご理解いただく重要な役割を担います。

いわば、ご相談者にとって、“ふらっと”で出会う最初の顔が「利用申込相談員」なのです。

利用相談は、面接、電話、手紙のやり取り等の方法によって行われますが、ご相談者が司法書士や弁護士の事務所で“ふらっと”を紹介されたケースでは、「利用申込相談員」が行う説明内容について、相談先の司法書士や弁護士からすでにお聴きになっているようなケースも考えられますので、このような場合には、ご相談者に対する重複したご説明を避ける趣旨から、「利用申込相談員」が選任されないこともあります。

中里

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